就職して仕事が自分に合わないと感じてしまうことは、珍しいことではありません。学生の立場から実際に就職して、どういう環境でどういう仕事をしていくのかということを正確に理解することは難しいといえます。そのため、想像していたのとは全く違う職場だったということもがあってもおかしくはないのです。就職して3年目に転職を考えるということも浸透してきており、それによって第二新卒という枠が生まれてくるほどになっています。
しかし、そういった状況下において女性の仕事探しはそれほど容易ではなく、むしろ就職よりも難しい場合すらあるようです。出産においてリスクが少ないとされるのも、残り数年となっています。また、仕事についても、まもなく産休と育児休暇ということになりかねません。そのようなことから、採用する企業側も慎重になりがちなのです。独身であったり既婚で子供がいなかったりすると、特に懸念されてしまいがちになるのが事実といえます。
そういった状況下でも転職を実現するには、女性であることそのものがメリットとなる業界に入ることを考えるのが得策です。医療や教育の現場では、女性が好まれる傾向があります。看護師や介護職、保育園・幼稚園・小学校の先生といった、高齢者や子供を相手にする現場が適しているということもできるでしょう。こういった多くの現場では、人材不足も問題になっていることが多いようです。第二新卒や中途採用向けの求人募集が多数見られるという特徴もあり、転職に際しては有利な選択肢になります。
第二新卒枠と女性の転職の考え方
2016-02-21